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上手な飲ませ方 ●薬の種類 ・シロップ・液体飲み薬 ・粉薬 ・漢方薬 ・坐薬・浣腸剤 ・点眼薬・点耳薬 ・塗り薬 ・はり薬 ●薬の目的 解熱鎮痛薬・抗生物質・鎮咳薬・去痰薬・気管支拡張薬・抗ヒスタミン薬・消炎酵素薬・抗ウイルス薬・抗けいれん薬・下痢止め・便秘薬・吐き気止め・乳糖分解酵素・鉄剤・総合感冒薬・抗アレルギー薬・ステロイド薬入り軟膏・非ステロイド系抗炎症薬入り軟膏・抗ヒスタミン薬入り軟膏・抗真菌薬入り軟膏・抗ウイルス薬入り軟膏・抗生物質入り軟膏・皮膚保護薬・保湿薬・点耳薬・点眼薬・眼軟膏・口内用の薬
赤ちゃんの病気は、突然始まることがほとんどです。病気の進み方も大人に比べてとても速いですし、悪化するときもあっという間。ですから変だなと思ったら、受診を先延ばしにしないことが大切です。夜中に様態が急変することもしばしばなので、昼間の診療時間内に、必ず一度は受診しておきましょう。 そのためにも、近所にかかりつけの小児科を確保しておくのが大切です。地域の、夜間や休日の診療体制もチェックしておいてください。
@ 原因不明の高熱が5日以上つづく。 A 数日して、水疱をもたない赤い発疹が全身に出る B 発疹が出る前後から、手のひらや足の裏が赤くむくんでかたくなる C 熱が出てから数日後、唇が荒れて出血し、舌がいちごのように赤くブツブツになる。 D 熱が出てから数日後、白目が充血して真っ赤になる。 E 発熱と同時か熱が出る少し前に首のリンパ節がはれてくる。
病院ではまず白血球などの数を検査します。 基本は入院治療で、血液がかたまらないよう、また炎症を抑えるためにアスピリンという薬を、さらに炎症を抑え、心臓の冠動脈に瘤ができないよう、γーグロブリンという薬を使い、慎重に経過を観察します。 冠動脈瘤ができた子は、その後も専門医のもとで定期的なチェックをつづけますが、小さなこぶであれば、多くの場合2〜3ヶ月で自然に消えます。 冠動脈瘤がない子の場合も、症状がおさまったあとも1〜2ヶ月は薬を飲み、数年は定期検診などの経過観察を行います。 でも、あまりおおげさに心配はしないでください。原因はわかっていない病気ですが、いまは治療法が確立されています。
川崎病 | 国立成育医療研究センター 川崎病 - 一般社団法人 日本血液製剤機構