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更新日: 2019年4月28日  
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昼間のうちに必ず一度受診して

赤ちゃんの病気は、突然始まることがほとんどです。病気の進み方も大人に比べてとても速いですし、悪化するときもあっという間。ですから変だなと思ったら、受診を先延ばしにしないことが大切です。夜中に様態が急変することもしばしばなので、昼間の診療時間内に、必ず一度は受診しておきましょう。
 そのためにも、近所にかかりつけの小児科を確保しておくのが大切です。地域の、夜間や休日の診療体制もチェックしておいてください。



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プール熱・・・感染力が強く、高熱がつづいてしまうつらい病気

プール遊びで感染することがあります

その名の通り、咽頭(のどの奥)と結膜に症状が出て、高熱が出る病気です。夏風邪の一種で、原因はアデノウイルス。感染している子供の目やにやのどの分泌物、うんちなどでうつります。
 幼児や小学生に多い病気ですが、アデノウイルスは感染力も強いため、上の兄弟が感染すると、赤ちゃんにうつることもあります。
 また、この病気は大人もかかります。症状はまったく子供と同じです。保育所や幼稚園などではやっていたら、親も気をつけなければいけないということですね。ちなみに、潜伏期間は5~7日です。
 集団保育などでは、やはり毎夏流行しますが、うつるきっかけとして多いのはプールです。のどから出た分泌物や目やにの中にいるウイルスが、プール水を介して感染するのですね。プール熱と呼ぶのもそのためです。公営の子供用プールなどでうつってしまうことも、よくあります。登園は医師の許可がおりてからになると思いますが、プール遊びはしばらく見学になると思います。
 このほか、うんちも感染源になります。

高熱・のどの痛み・目の充血がサイン

最初は熱から始まることが多いでしょう。急に39度、ときには40度の高熱が出ます。同時にのどがはれて痛み出し、白めやまぶたの裏側が赤くないrます。目やにが出る、目がショボショボする、まぶしがるといった症状で気付くこともあるでしょう。高熱、のどの痛み、目の充血が特徴ですが、赤ちゃんの場合には下痢や嘔吐などの症状が目立って、結膜炎は出ないこともあります。いずれにしても、高熱が出たときは急いで小児科を受診してください。


熱が痛みのつらさをやわらげて

高熱は3~4日、ときには1週間くらいつづくことがあります。お母さんは心配になりますが、アデノウイルスに直接効く薬はないので治療はそれぞれのつらさをやわらげる対症療法になります。
 のどの痛みには残念ながら打つ手がないので、ヘルパンギーナ手足口病と同じように、のどごしのよいメニューを用意してあげてください。高熱が出るので、脱水症にもご用心。こまめな水分補給も重要です。
 目やにがひどいときは、細菌感染を防ぐため、抗生物質入りの点眼約を使うことがあります。自宅では目やにをやさしくふきとってあげましょう。手で目をこすってしまいがちですから、赤ちゃんの爪は切り、清潔にしておくこともポイントです。
 つらいのは最初の3~4日。1主観ほどでいろいろな症状は軽快しますので、丁寧にケアしてあげてください。
 なお、アデノウイルスは感染力が強いので、タオルや洗面器などは別々にし、洗濯も別にします。症状が消えたあとも、2週間ほどはうんちや唾液の中にウイルスがいるので、おむつがえのあとは石鹸でよく手を洗ってください。


ホームケアのポイント

目やにはふきとり清潔を心がける
熱が出ている間はこまめに水分補給
解熱剤は医師の指示を守って使う


夏風邪 / ウイルス性髄膜炎 / ヘルパンギーナ / 手足口病 / 咽頭結膜熱・プール熱 / 熱中症 /
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早わかりポイント
特徴は?
高熱・のどの痛み・目の充血が特徴
熱は出る?
40度くらいの高熱が3~4日、ときには1週間
うつる?
うつります。
軽快までの目安は?
つらいのは最初の3~4日です
1回だけの病気?
1回だけですむことが多いようです。
まぎらわしい病気は?
とくになし
注意することは?
脱水症に注意

解熱剤のこと

高熱で赤ちゃんが苦しそうなときは、鎮痛剤が処方されることもあります。子供の場合、成分はアセトアミノフェン、イブプロフェンといった効き目の穏やかなタイプです。
 けれど、発熱は胎内に侵入してきたウイルスや細菌を退治しようとする、体の防御反応です。下げればよいというものではなく、症状に応じてケースバイケース、使う場合も必要最小限にするのが原則です。体温が何度なら使うのか、何回使っていいのかなど、医師からよく説明を聞いてくださいね。
 なお、アスピリン成分の鎮痛剤は、子供に用いるとまれに強い副作用が出る危険があるので、ウイルス感染症の子には原則タブー。念のため、親も成分を確認しておくといいでしょう。


プール後の洗眼は目に悪影響、習慣的行為に意外な盲点

今夏、咽頭結膜炎(プール熱)が猛威をふるっているが、その予防のために洗眼を習慣的に行ってはいないだろうか。
 細川眼科クリニック(東京都渋谷区)の細川可奈氏は、「水道水で目を洗う行為は、予防につながるどころか、かえって目に悪影響を与える。以前はプール内の塩素濃度が高いため、目に付着した塩素を洗い流す目的で洗眼を行っていたと考えられるが、水道水は涙液とは浸透圧が異なるため、角膜上皮障害を起こしやすい」と警鐘を鳴らす。

 さらに、目の疾患を予防するため、市販の洗眼液を使用する人もみられるが、洗眼液中の防腐剤(塩化ベンザルコニウムなど)や界面活性剤が涙液層を保持するムチン層を洗い流してしまうため、ドライアイを進行させてしまう危険性がある(渡邉潔:洗眼液の角膜上皮に及ぼす影響、眼紀2000;51:32-36)。

 それでは、どのように対処したらよいのだろうか。細川氏によると、「水泳中はゴーグルを着用し、目を水に触れないようにすること。ゴーグルを着用せず、プールから出た後、何時間も目の違和感が続く場合は、涙液と同じ濃度の点眼薬を使用するのがよい」としている。まばたきによって涙腺から涙が分泌されるため、時間がたてば違和感は軽減する。点眼薬は、防腐剤を含まないものを選ぶことが重要である。

 最近では、学校のプールやスイミングスクールでも、眼を洗う設備は設けず、ゴーグルの着用を義務づけるケースが増えている。(2003.8.19 日経メディカルより)


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