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INFORMATION

更新日: 2019年4月16日  
特 集
 


救急&入院

薬のこと
 受診から薬をもらうまで
 薬をもらってから

上手な飲ませ方

●薬の種類
・シロップ・液体飲み薬
・粉薬
・漢方薬
・坐薬・浣腸剤
・点眼薬・点耳薬
・塗り薬
・はり薬


●薬の目的

解熱鎮痛薬・抗生物質・鎮咳薬・去痰薬・気管支拡張薬・抗ヒスタミン薬・消炎酵素薬・抗ウイルス薬・抗けいれん薬・下痢止め・便秘薬・吐き気止め・乳糖分解酵素・鉄剤・総合感冒薬・抗アレルギー薬・ステロイド薬入り軟膏・非ステロイド系抗炎症薬入り軟膏・抗ヒスタミン薬入り軟膏・抗真菌薬入り軟膏・抗ウイルス薬入り軟膏・抗生物質入り軟膏・皮膚保護薬・保湿薬・点耳薬・点眼薬・眼軟膏・口内用の薬


昼間のうちに必ず一度受診して

赤ちゃんの病気は、突然始まることがほとんどです。病気の進み方も大人に比べてとても速いですし、悪化するときもあっという間。ですから変だなと思ったら、受診を先延ばしにしないことが大切です。夜中に様態が急変することもしばしばなので、昼間の診療時間内に、必ず一度は受診しておきましょう。
 そのためにも、近所にかかりつけの小児科を確保しておくのが大切です。地域の、夜間や休日の診療体制もチェックしておいてください。




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薬をもらってから

薬の与え方

お医者さんに処方される薬が基本

 薬には「お医者さんにもらう薬(処方薬)」と「一般の薬局などで購入できる薬(市販薬)」があります。体の出来上がった大人が市販薬を使うのはかまいませんが、1歳6ヶ月までの赤ちゃんは体も未発達で、どんな薬が合うのかなどの情報もごくわずかです。また、どんな薬で副作用が出るのかもわかりません。そのため、誰でも使えるように今必要でない薬剤まで入っている市販薬を使うのではなく、その子に必要な効果をもつ薬剤が必要量だけ入った処方薬を使うことを基本として考えて。処方薬はその子の症状に合わせて調整されたオーダーメイドの薬です。

他人に処方された薬は使わない

 兄弟がいると同時期に同じ病気にかかりがちです。しかし、他の兄弟に処方された薬を、ママの判断で勝手に赤ちゃんに使うようなことはしないでください。他人に処方された薬は赤ちゃん向きではないことがありますし、見た目は同じでも違う病気が潜んでいるとも考えられるからです。そのため、薬を保管するときは家族の一人ずつ別の箱に保管したり、赤ちゃんのものは別の場所にしまうようにするなど、誰の薬であるかがわかるように工夫をするとよいでしょう。

用法・用量を守る

病院で処方された薬の量は、受診して確認した病状や赤ちゃんの体重などに合わせて処方されています。「今日は昨日よりも熱が高くなかったから」と薬の量を勝手にふやしたり、投薬回数を増やしたりしないこと。用法・用量を守らないと、医師が期待したような効果があらわれにくくなったり、副作用が強く出る可能性も考えられます。必ず病院や薬局で指定された量を飲ませるようにしてください。

使用期限を守る

比較的保管しやすい粉薬は6ヶ月、雑菌が繁殖しやすいシロップは2週間、坐剤は1年が使用期限です。軟膏はチューブなどに使用期限が記載されているのでそれを必ず守りましょう。ただし、保管状態がよく、使用期限内だからといって、ママの判断で勝手に薬を使用することはX。受診したときに保管していた薬を使ってもいいか相談してみるのも手ですが、できるだけ毎回新しい薬を処方してもらいましょう。

ミルクやおかゆに混ぜて与えない

赤ちゃんが薬を飲まないからといって、赤ちゃんの主食であるミルクやおかゆに混ぜておませようとしないでください。ミルクの味が変わって、ミルクを嫌いになってしまう可能性があるからです。同じ理由でおかゆにも薬を混ぜないようにしてください。混ぜても大丈夫な食材は赤ちゃんの主食ではないヨーグルトやジャム、プリン、アイスクリームなどのアジの濃いものです。ただ、粉薬の中にはヨーグルトに混ぜるとぎゃkうに苦くなってしまうものがあります。飲み合わせについてはまた改めて記載しますのでチェックしておいてください。

飲ませる時間とタイミング
 赤ちゃんに薬を飲ませるタイミングは食前・食中・食後のどれでもかまわないといいますが、念のため病院や薬局で確認してからにしてください。例えば胃に何もないと吸収が悪くなる薬もあるからです。おっぱいやミルク、離乳食の回数も伝えて、いつ、どの薬を飲めばいいかを聞いておきましょう。


薬をもらったらすぐすること

処方された薬の使い方はメモを。

 薬局などで薬をもらって、薬の使い方を説明されたら、忘れないうちに、日付、薬名、保管方法、保管期間、使い方を薬袋などに書いておきましょう。また、赤ちゃんに飲み薬を処方されたときは、飲ませる時間がわかりにくいことがあります。たとえば薬局などで処方される薬には「食後1日3回」などと記されていることが多いのですが、1日5回の授乳のときにいつ薬を飲ませればいいのかについて確認する必要があります。食前でも構わないのか、食後のほうがいいのか、また何時間ごとに飲ませればいいのか、その点についても確認してメモしておきましょう。塗り薬を処方された場合は、塗る部位がどこで、厚めに塗るのか、薄く塗るのかというのも大切なポイントでう。忘れずに確認して、書き留めておきましょう。

お薬ノートをつけると便利

 いつ、どんな症状のときに、どんな薬をもらったかは、1つのノートにまとめて記しておくと便利です。ノートをつけるのが面倒だったら、処方箋の控えなどをはってとっておいてもいいでしょう。
 同時に2つ以上の診療科にかかるときにはこのノートを持っていき、受診時に見せるようにすれば、すでに処方されている薬をだぶって処方されたりすることもなくなるでしょう。薬の飲み合わせが心配なときもこのノートを医師に見せれば、現在飲んでいる薬と飲み合わせの悪い薬を処方される危険も避けられます。帰省や旅行先などで病気になり、初めて診てもらうことになった医師にもこのノートを見せれば、これまでどんな病気をして、どんな薬が処方されてきたのかが一目瞭然です。
 使用したときに副作用が出た薬やアレルギーが出た薬、アジが嫌いで吐いてしまう薬など、体質に合わないものや嫌いな剤形、味があればチェックしておきましょう。次回、同じ薬が処方されそうになってもママのほうから医師に「この薬はアレルギーが出たことがある」などと伝えられるからです。
 薬は必要だから処方されるもの。赤ちゃんがなるべく無理なく飲めるようにするためにもお薬ノートをつけるようにしましょう。

1つの薬に3つの名前があります
 薬には3つの名前があります。1つは「商品名」です。これは製薬会社がつけた名前で病院や薬局などで処方されるときもこの名前が使われます。比較的なじみのある名前といえるでしょう。もうひとつは「一般名」で、これは成分の名前になります。各製薬会社では、同じ成分の同じ「一般名」の薬でも、販売するときには別の商品名をつけます。例えば、解熱鎮痛薬である「アンヒバ」と「アルピニー」は異なる商品名がつけられていますが、一般名は同じ「アセトアミノフェン」です。つまり、名前は異なっても成分が同じなので効果も同じということです。もうひとつの名前は「化学名」ですが、これは主に薬を研究する人が使うものです。


授乳中のママの薬について

 母乳をあげているとママは自分が薬を飲むことをためらいがち。どんな薬ならばOKか確認しておきましょう。

ほとんどの市販薬もOK

 母乳をあげているママが病気になったとき、いちばん心配なのは薬を飲んだときの母乳への影響ですよね。でも、ママが早く病気を治療して元気にならなければ赤ちゃんに充分なお世話をしてあげられません。そのため、もし授乳期間中に風邪などをひいてしまったら、授乳中であることを伝えて受診し、薬を処方してもらってください。処方薬を数日間飲むくらいであれば、赤ちゃんへの影響はほとんどありません。
 市販薬に関しても、授乳中に飲んで赤ちゃんに重大な影響をもたらすものはほとんどありません。心配であれば、薬局で薬剤師に授乳中であることを伝えてから購入してください。

慢性の病気の治療薬は相談

 授乳中のママが気をつけなければならない薬もあります。それは慢性病の薬。慢性病でママが毎日薬を飲んでいると、母乳を飲んでいる赤ちゃんも長期にわたってその薬を服用しつづけることになるのです。これは、未熟な赤ちゃんにとって負担のかかること。そのため、慢性病がある場合は母乳をやめてミルクにすることを考える必要がでてきます。
 右側にこんな薬は要相談として、注意しなくてはならない薬をまとめました。この中の薬を飲んでいるママでも、受診時に授乳中であることを医師に伝えれば、適切な処置が行われるでしょう。しっかり相談して病気を完治させてください。


赤ちゃんの市販薬について

 小児用の市販薬はいろいろあります。しかし、1歳6ヶ月までは医師に処方された薬を基本に考えましょう。

赤ちゃんには市販薬は避けるが基本

 処方薬は医師が病気や症状に合わせて処方してくれるオーダーメイドの薬。一方市販薬は一般的な症状に対応するように作られたレディーメイドの薬です。市販薬は誰でも使いやすいように作られている半面、症状に必要のない薬剤まで入っていることも多いのです。例えば、症状はせきだけなのに鎮咳薬のほかに解熱薬も含まれた薬は赤ちゃんにとって負担。そのため1歳6ヶ月までの赤ちゃんには市販薬を使わないと考えてください。

心配ならかかりつけ医に相談を

 もし夜間や休日、急に熱が出たときのために薬を持っておきたいということがあれば、かかりつけの医師に予備薬を処方してもらえないかと相談してみるのもいいでしょう。
 いずれにしろ、1歳6ヶ月までの赤ちゃんには症状に合ったシンプルな薬がベスト。市販薬の使い始めは、いくつかの薬を使って体質などがはっきりする2歳くらいをめどと考えて。

夏風邪 / ウイルス性髄膜炎 / ヘルパンギーナ / 手足口病 / 咽頭結膜熱・プール熱 / 熱中症 /
突発性発疹 / 熱性けいれん / 気管支炎・肺炎 / 咽頭炎・扁桃炎 / 中耳炎 /
尿路感染症 / 川崎病 / 腸重積症 / 食中毒 /風疹 / はしか / 百日ぜき / おたふくかぜ / 水疱瘡 / 乳児脂漏性湿疹 / あせも / おむつかぶれとカンジダによる皮膚炎 / アトピー性皮膚炎 / とびひ / 水いぼ / 虫刺され / カポジーと疥癬 / 性器・泌尿器 / 麻酔 / 受診から薬をもらうまで / 薬をもらってから / 予防接種


市販薬の成分と 母乳への影響

アレルギーの薬
 
よく含まれる成分はマイレン酸クロルフェニラミン、塩酸ジフェンヒドラミン、塩酸フェニブロパノールアミン、ベラドンナ総アルカロイドなど。いずれも母親にはほとんど影響がありません。

風邪薬
 
総合感冒薬にはアセトアミノフェンやイソプロピルアンチピリン、塩化リゾチームなどが配合されています。せきや鼻水を抑える薬にはリン酸ジヒドロコデインなどが。3〜4日程度の服用であればとくに問題はありません。

解熱鎮痛薬
 
生理痛や頭痛のときにのみたい解熱鎮痛薬はイブプロフェンやアセトアミノフェン、イソプロピルアンチピリン、エテンザミドなどが代表的な成分です。いずれも数回程度の服用であれば母乳への影響はありません。

胃腸薬・便秘薬
 
ロートエキスは胃腸薬によく使われる成分ですが、母乳の分泌を抑える働きがあるため常用は避けて。1〜2回の服用なら大丈夫でしょう。ビサコジルは便秘薬によく使われる成分で、服用しても母乳に移行する量は微量です。

漢方薬
 漢方薬は自然の生薬や生薬エキス類を配合して作られる薬です。葛根、麻黄、甘草、桂皮などが有名です。複数の薬を併用したり、長期間常用しなければ、母乳への影響はとくにありません。


こんな薬は要相談

母乳をやめてミルクにしなければならない薬
抗悪性腫瘍薬(抗がん剤)
免疫抑制薬
向精神薬
催眠鎮静薬
筋弛緩薬
自律神経薬
高脂血症治療薬
利尿薬
脂溶性ビタミン剤

医師に相談しなければならない薬
( )内の薬は母乳をやめてミルクにするのが望ましいもの

抗けいれん薬(アレビアチン、マイソリン、リボトリール)
解熱鎮痛薬(アスピリン、ポンタール、スルピリン、ロキソニン、スルガム)
抗ヒスタミン薬(ペリアクチン、フマル酸クレスマチン)
降圧薬(レセルピン、ダイクロトライド、ミニプレス、アプレゾリン、カプトプリル)
血管拡張薬(ペルジピン、フルナール)
鎮咳薬・去痰薬(テオナ、ネオフィリン)
抗アレルギー薬(ザジテン、セルテクト、ロメット)
消化性潰瘍治療薬(タガメット、ザンタック、ガスター)
便秘薬(強力バルコゾール、センナ)
ホルモン剤(オキシトチン、抗甲状腺製剤、プロゲステロン製剤)
痛風治療薬(アロプリノール)
糖尿病治療薬(ダイヤビニーズ)


母乳ベビーに 薬を飲ませる方法

 粉薬ならペースト状に練って頬の裏にはりつけたあと母乳を飲ませて。シロップならスポイトを使って口に入れてあげて。


乳首のキズにステロイド薬入り軟膏を塗っても平気?

 赤ちゃんに母乳をあげる前にタオルなどで乳首まわりをきれいにふきとって。しっかいrふき取れば心配いりません。


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