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更新日: 2019年4月12日  
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昼間のうちに必ず一度受診して

赤ちゃんの病気は、突然始まることがほとんどです。病気の進み方も大人に比べてとても速いですし、悪化するときもあっという間。ですから変だなと思ったら、受診を先延ばしにしないことが大切です。夜中に様態が急変することもしばしばなので、昼間の診療時間内に、必ず一度は受診しておきましょう。
 そのためにも、近所にかかりつけの小児科を確保しておくのが大切です。地域の、夜間や休日の診療体制もチェックしておいてください。




 

気管支炎・・・かぜが悪化して気管支にも炎症。夏かぜでも油断せずにケア
月齢の低い赤ちゃんは重症になりやすいので早く小児科へ

湿ったせきが特徴です

気管支炎は、かぜのウイルスや細菌により気管支が炎症を起す病気です。かぜをこじらせて気管支炎になるというケースが多いですね。枝分かれした気管支の先の部分にまで炎症が進んだときは細気管支炎といいます。
 特徴は、たんがからんだようなゴホゴホという湿った重いせきをすることです。一日中せきが止まらず、数日たってもおさまらないときも、気管支炎が疑われます。息がしづらく、ときには呼吸困難になることもあります。かぜをひき、呼吸の様子が苦しそうなとき、呼吸が小刻みに速くなるような様子が見られたら、急いで小児科を受診しましょう。


夏風邪のときも慎重にケア

気管支炎も細気管支炎も2歳未満の子に起こりやすい病気ですが、細気管支炎の場合、特に多いのは生後6ヶ月までの赤ちゃんです。細気管支炎が未発達なので、ウイルスも侵入しやすいのですね。
 夏かぜの場合、せきもあまりひどくならないのが一般的で、どちらかといえば冬にかぜをひいたときに怒りやすい病気です。でも小さな赤ちゃんは呼吸困難や脱水を起しやすいので、かぜをひいたときは悪化させないように気をつけましょう。また、中には細菌が原因の気管支炎もありますので、せきがつづくときは受診してください。


赤ちゃんは入院して治療

炎症が肺にまでおよんでしまったのが肺炎です。やはり、かぜの炎症を肺に進ませてしまうのが、一番多いパターン。
 主な症状は、38〜40度の高熱と、はげしいせきです。せきはたんのからんだゴホゴホという音になります。気管支炎と区別しにくいのですが、肺のX線撮影をすれば、すぐ診断がつきます。
 けれど、月齢の低い赤ちゃんは熱やせきなどの症状がはっきりとあらわれない場合もあります。急に高熱を出し、受診したらいきなり肺炎と診断されることもしばしばです。
 いずれにしても、おかしいなと思ったら、早めに小児科を受診することが大切ですね。はしかの合併症としての肺炎などは、命にかかわることもあります。肺炎の疑いがあるときは入院治療になります。
 なお、かぜなど、ウイルスが原因の肺炎のほか、細菌が原因の肺炎もあります。こちらは重症になりやすいので、やはり急いで受診しましょう。


ホームケアのポイント
急性気管支炎では、せきを鎮める鎮咳薬や気管支炎拡張薬を処方します。喘鳴や痰の分泌が多い場合は鎮咳薬は使わずに、痰を出しやすくする去痰薬を使い、細菌感染が疑われる場合には抗生物質を処方します。喘息様気管支炎では気管支拡張薬と去痰薬を処方し、症状によっては受診時に吸入を行うこともあります。

・鎮咳薬・去痰薬
・気管支拡張薬
・抗生物質

空気の乾燥を防ぎ水分補給で痰を出やすく
せきを誘発しないよう、部屋の湿度を60%前後に保ちます。痰が出やすいように水分をたぷり与えましょう。咳が苦しいときは状態を高くしてあげると呼吸がラクになります。


肺炎の中で最も頻度が高いウイルス性肺炎には、去痰薬、気管支拡張薬を処方。微生物が原因でおこるマイコプラズマ肺炎には、抗生物質として、エリスロシン、クラリス、ジスロマックなどマクロライド系の薬を処方します。細菌性の肺炎は、肺炎球菌、黄色ブドウ球菌、溶連菌などが原因でおこるので、原因菌に効果のある抗生物質を使います。また、ほかの2つに比べ、重症になりがちでほとんど入院になります。

・抗生物質
・鎮咳薬・去痰薬
・気管支拡張薬
・解熱鎮痛薬

入院治療も必要に。退院後も回復に時間が
症状が軽いと自宅療養も可能ですが、呼吸困難になると入院が必要。体力が戻るのに時間がかかるため、退院後も1週間は安静にしましょう。


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ゼンソク様気管支炎

0〜1歳の赤ちゃんに多くみられる気管支炎の一つ。ゼロゼロ、ヒューヒュー、ゴロゴロという音が特徴です。せきの様子や音がゼンソクに似ているため、この名がついていますが、ゼンソクとは別物です。ゼンソクは、ハウスダストなどの吸入や風邪がきっかけになって発作性にヒューヒューする病気。一方、ゼンソク様気管支炎のほとんどは、かぜがきっかけのウイルス性気管支炎です。2〜3歳ぐらいになると、ゼンソク様気管支炎も自然に治ってきます。


 

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