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高樹のぶ子 日経BP 日本経済新聞出版 2023年05月22日 |
¥2,420 |
古典 |
2020年の新型コロナ禍による緊急事態宣言中に刊行し、大きな反響を呼んだ『小説伊勢物語 業平』。泉鏡花文学賞と毎日芸術賞をW受賞した「日本の美の源流をたどる」小説として、次に紡がれたのは、同じく平安時代の「六歌仙」のひとり、優れた歌の才に加えて、絶世の美女としても数々の伝説が残る小野小町の一代記である。本作も『業平』に続き、日本画家・大野俊明氏のカラー挿絵が「みやび」の世界に色を添える。
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小町はどんな女(ひと) 「小説小野小町 百夜」の世界 |
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高樹のぶ子 日経BP 日本経済新聞出版 2023年07月21日 |
1,760円 |
古典 |
ひたむきに、一途に生きた、小町の美しい人生――
小町の歌を手掛かりに紡がれた物語『百夜』
とともに、平安の「雅とあはれ」をたどる旅
「彼女の率直で必死な言の葉が描き出す真(まこと)の姿は、芯の強い、自分に率直な女性です。哀しみを友としながらも毅然として愛を全うした人。
私の中では、大きく豊かな女性として成長して行きました。
多くのしがらみや宿世(すくせ)に翻弄されながらも、最後まで自尊心を保ち、自らの心に忠実に生きた女性の、なんと魅力的なことでしょう。
私はぐいぐい引っ張られながら、小町の人生にのめり込んで行きました」
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