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紀伊國屋書店
痛みとは、感覚・情動・思考・身体知のすべてが混然一体となった、驚くべきものである。痛がる脳の最新科学を紹介し、生物・心理・社会モデルによる新しい疼痛観を解説する。用語集付き。
医師不足と診療報酬の低さゆえに、入院期間を極力短くしようとする現在の病院。それゆえに本来受けられたはずの医療を享受できていない現実がある。心臓外科医である著者はそのような状況を憂い、自ら訪問医療を行うクリニックを起ち上げるとともに、遠隔医療を可能にするアプリなどを開発する会社を設立。24時間365日、地域の患者に対応する仕組みを確立、拡大していく。本書は将来の医療のあるべき姿を先んじて実践する、若き医師が取り組む医療改革の姿をその理念とともに紹介する。