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更新日: 2024年9月27日  
今月のおすすめ
 

マメ知識

口中細菌が多いと動脈硬化が進む

口の中に細菌が多い人は、動脈硬化になりやすく、心臓病や脳卒中にかかるリスクが高いという研究が、雑誌『Circulation』 で発表された。
 研究者はコロンビア大学公衆衛生学部のモイス・ドスバリュ博士ら。博士らは、650人のボランティアを集めて、口の中の11種類の細菌を調べて、その数を測定した。
 また、同時に、各自の頸動脈の肥厚の程度を、超音波で測定し、口中細菌の測定位置との関連を分析した。その結果、調べた11種の細菌のうち、通常、歯周病の原因となる4種のバクテリアの測定値が高かった人ほど、頸動脈の肥厚の程度が高かった。

オレンジとアブラナ科の野菜が心臓を守る

オレンジとキャベツ、ブロッコリー、カブなどのアブラナ科の野菜を多く食べると、心臓病、脳卒中、高血圧の予防にすぐれた効果がある
「オレンジとアブラナ科の野菜を摂取すればするほど、冠状動脈系の心臓病や脳卒中のリスクが下がることは、これまで多くの研究が示している
高血圧は、心臓血管系の病気の主要な原因であり、心臓病の予防に
もつながる。オレンジに含まれているカリウム、葉酸、ビタミンC
が、心臓血管系の病気を予防する


 

特集:血液サラサラ対策

血液ドロドロの原因

 血液がドロドロになる原因は、毎日の生活の中にあります。脂っこいものや甘いものの食べ過ぎ、慢性的な運動不足をはじめ、ストレスがたまっていたり、不規則な生活を続けていたりすると、若い人でも血液が汚れてドロドロになってしまいます。
 ドロドロな血液による生活習慣病は、静かに進みます。自覚症状がないからといって、油断は禁物。血液をサラサラにする栄養成分を取り入れて、生活習慣も見直しましょう。


冷えケア 90日分<機能性表示食品>
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new女性に多い冷えの悩みに、日本初の機能性表示食品。「冷えケア」はヒハツ由来ピペリン類の働きで、寒さにより低下した末梢血流を改善し、体温(末梢体温)を保ちます。臨床試験でヒハツ由来ピペリン類を摂取すると、摂取なしに比べて末梢血流量が改善。10分後の皮膚表面温度の上昇が確認できました。1日たった1粒、冷えが気になる人は体の中から対策しましょう。 


トコトリエノール(スーパービタミンE)・・・抗酸化作用で動脈硬化を予防
トコトリエノール

 栄養機能表示:抗酸化作用により、体内の脂質を酸化から守り、細胞の健康維持を助ける栄養素です。一日あたりの摂取目安量は3-150mg。



DHA・・・血液壁や赤血球の柔軟性を高める
植物ステロール・・・小腸でコレステロールの吸収を阻害
DHA 紅麹

 DHAとは、ドコサヘキサエン酸のこと。DHAは魚の脂肪に多く含まれる不飽和脂肪酸です。すじこ、ハマチ、イワシなどに多く含まれています。DHAは体内でつくることができない必須脂肪酸で食品からとらなければならない栄養素です。



サルチル酸がカギ--菜食主義者に心臓病が少ないわけ

野菜と果物中心の食事をしている人は、血液中のサルチル酸の濃度が高いことがわかった。サルチル酸は、心臓発作を予防するといわれているアスピリンの活性成分であり、菜食主義者に心臓病が少ないわけがこれで説明できる、と研究者たちは考察している。
 研究を行ったのは、英スコットランドの王立ダンフリース・アンド・ギャロウエー診療所のジョン・パターソン博士ら。パターソン博士らは、仏教の僧侶(菜食主義者)と、同じ地域に住んでいる非菜食主義者、糖尿病患者で毎日アスピリンを75mg服用している人たち、の3つのグループについて血液を調べた。
 その結果、僧侶の血液中のサルチル酸の濃度が、菜食主義者でない住民よりかなり高く、しかも、毎日アスピリンを服用している人たちのサルチル酸濃度とほぼ同程度だったことがわかった。
 心臓病予防のために、アスピリンを飲まなくても、菜食主義の食事にすれば、それに近い効果があるとことがわかったわけだ。

有機栽培で育てた野菜のスープには、ガンや心臓病の予防に効果のあるサルチル酸の含有量が多いと英国の研究者が報告した。11種類の有機野菜が原料のスープと、普通の野菜のスープを分析した。その結果、有機野菜スープには、サルチル酸が普通のスープよりも6倍も多いことがわかった。サルチル酸は動脈硬化を防ぎ、大腸ガンを予防する効果があることで知られている。研究者たちは「有機野菜のスープが体にいいことがこれで証明された」と話している。


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