足まわりのクリーナー

　本当のオシャレは足元にこだわるもの。クルマもタイヤもホイールもピカピカにしてあげると、見違えるようにキレイにみえるから不思議です。ということで、足回り専用のクリーナーやコート剤もかなりの数がそろっています。

　選ぶポイントは、ホイールクリーナーの場合は、洗い終わったあと、よごれがつきにくいコーティング作用があるかどうかということ。またタイヤクリーナーの場合、吹き付けるだけというお手軽性をとるか、塗りこみの耐久性をとるかがきめて。

　手間をかけても、本格的な仕上がりと、耐久性を求めるというなら、タイヤワックスは半ネリタイプを選びます。タイヤを洗浄したあと、ワックスをスポンジにとってタイヤに塗りこみ、乾燥させた後にふきとるという作業が必要ですが、効果は苦労するだけのことはあるはず。
　また、モールやバンパーの黒が白っぽくぼやけてきた時も、このタイヤワックスを塗りこんであげると、キレイな黒が復活します。洗車の仕上がりの決め手はボディのコントラストをつけてあげること。塗装をピカピカにしてあげたら、黒い部分をさらにダークにしてあげる。こうすることで、クルマは見違えるように魅力的に変身するはず。

車内のクリーナー

　クルマの車内は密閉された空間で、ダニやカビが繁殖するのに適した環境です。とくにシートやフロアマット、また湿気の多いエアコンなどには、かなりの数のダニ・カビが住んでいます。車内に充満する嫌なニオイも、ほとんどこれらが原因だといわれています。

　車内のクリーニングは、まず普段あまりしていない換気からはじめましょう。天気のいいからっとした日を選んで、ドアというドアを開けっ放しにしてあげます。また小さな子供がいるなら抗菌系のグッズを使うのも手。

保護ツヤ出し剤の好き嫌い

　車内の浸透性ツヤ出し保護剤は、人によってけっこう好き嫌いがはっきりしているようです。これを使ってふきとると、内装のレザーやプラスチックは光沢が出て、汚れもよく落ちます。効果も１ヶ月は余裕で続きます。ただ、ダッシュボードなどに塗ると、光沢が出すぎて運転するときにまぶしく感じたり、人によってはべたつきがキライという場合もあります。
　そんな人は、車内はぬれタオルで乾拭きし、どうしても落ちない汚れには家庭用中性洗剤を使うなどするといいでしょう。