ローンを完済していないのに車を売る
ローン途中でも残債を清算すれば車をうることはできます。その時点で車を査定し、残債との差額を清算することになりますが、ローンを組んで間もないと残債が予想以上に多く、査定額を上回ってしまい損です。手続きは代替先ディーラーがやってくれますが、残債が多すぎると新車購入の予算にも影響が出ます。 |
均等払いとボーナス併用払い
住宅ローンなど借入額が多くなると差は出ますが、車購入時に借りる金額程度ならボーナス併用でも毎月均等払いでも金利手数料の差はほとんどないと思っていいでしょう。ボーナス時の返済額によっても金利手数料の差はでますがこれもわずかです。なおボーナスは景気に左右されますのであまり多くしないほうが無難です。
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ローンを使うと車はディーラー名義?
ディーラーローンを利用して車を購入すると車の名義はディーラーあるいはクレジット会社名になるのが普通で、ローンを完済すれば自分名義になります。ローンを完済するまでは勝手に車を処分されないように名義をディーラー名にしておくわけです。低金利ショップなどではローン購入でも自分名義になるところもあります。
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繰り上げ返済
ローンの残りを全額一括返済することはできます。その場合には、その後の金利手数料を払わなくてすむので、返せるお金ができたのなら返してしまったほうがいいでしょう。注意したいのは一括返済の事務手数料が必要になる場合が多いことと、利息計算の方法によっては予想以上に残債が多くなることがあることです。 |
支払いの滞納
返済を一回だけきなかったからといってすぐにブラックリストにのることはまずありません。翌月に2か月分の返済をすることになりますが、滞納した分の利息は取られます。ですが、滞納を繰り返したり、返済できないまま逃げたりするとブラックリストに名前が載ってしまいます。1回だけ払えない場合でも前もってわかっていれば連絡しましょう。
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ブラックリストとは
支払いをこげつかせてブラックリストにいったん名前が載ってしまうとその後5-7年間はローンの利用ができなくなります。しかも、支払いができなくなったローンだけでなくほかのローンやクレジットも利用できなくなります。ローンでトラブルを起こした人は次に借りるときにも融資額を制限されたりすることがあるので注意しましょう。
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支払い完了後の名義変更
ローン返済中は車検証の名義はディーラーなどの名前になり、ユーザー名は使用者という欄に記入されます。使用する上では自分名義と同じように車を使えますが、買ってに売ったりできません。完済すれば晴れて自分名義にすることができます。手続きはディーラーがやってくれますので心配はありません。自分名義になれば自由に車を処分できます。
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審査に通らない場合
車のローンの場合、どこで借りても保証人がいらないかわりに、各クレジット会社などが提携する保証会社の保証を受けられることが条件になります。保証会社n審査の結果、保証が受けられないとローンの利用はできなくなります。審査の結果によっては利用はできますが融資額を制限されたいり、保証人が必要になることもあります。
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同じディーラでも車種ごとに金利が違う
ディーラーは新型車など販売に力を入れたい車は金利を低くしてユーザーが買いやすいようにするなど、販売上の理由でローン金利を車種によって変えることが多くあります。また、ひとつのディーラーでも複数のクレジット会社などと提携していることが多く、その場合にも金利はいくつかあります。だから、交渉次第で金利の値引きもできます。 |
借入先の変更
契約後でローンの変更をするのはトラブルを招くだけです。ローンの返済方法などの変更程度ならまだいいのですが、ローンの利用をやめるとなると契約を白紙にもどすことになり、違約金をとられるのを覚悟しなければなりません。新たに契約する場合でも、ローン分のマージンが入らなくなるので値引き額を下げられてしまうこともあります。 |
長期に組替え
ローン途中で返済がどうしてもできなくなった場合にはすぐにディーラーやクレジット会社に相談すること。対応はディーラーなどでも異なりますが、長期返済に変更してくれる場合もありますが、通常は車を引き上げられて残債を清算することになります。仮に、長期ローンに組替えてくれても、事務手数料は必要になることが多くなります。
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車はすぐに、支払いは半年後に
ディーラーによって異なりますが、中には例外的に支払い開始をのばしてくれるところもありますが一般的ではありません。ただ、ボーナスが近かったりするとローンでなくても支払いを変則的に購入時、ボーナス時などで分割するのをOKしてくれる場合もあります。
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ローン審査にかかる時間
ディーラーや金融機関によっても異なりますが、必要書類をすべてそろえ申し込みをしてから1週間程度はかかると考えたほうがよいでしょう。金融機関などで融資だけを受ける場合には審査が終わり実際に融資されるまでさらに時間がかかる。たいていは申し込みから融資までに2週間前後かかりますが、最近ではもっと早くできるところもあります。 |
キャッシュバック
ディーラーの場合にはメーカー系のクレジットカードを持っていると、カード利用金額に応じてポイントがつき、新車購入時などにキャッシュバックされます。金融機関は取引によっても金利を下げるところが多いです。
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アドオン
計算の方法の違いによって金利表示には実質年率とアドオンがあります。アドオンを実質年率にすると約2倍になりますから、アドオンで金利が低くても喜んではいけません。金利は常に実質年率で確認すること。現在ではアドオン表示の際には必ず実質年率も表示することが義務付けられています。
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