HOME車・バイク用品→自動車車体(新車・中古車)→車の選び方【性能・装備】  
ML
Facebook groups Google groups
 

INFORMATION

更新日: 2024年12月11日  
PR
JAFnew




シートベルトにこだわろう

エアバッグの過信は危険!

エアバッグの過信は危険です。シートベルト未装着では効果が発揮されず、また助手席の子供が負傷するケースもあります。基本はシートベルト。単純に見えますが、衝突時にベルトを巻き取って拘束するプリテンショナーや、拘束後に胸部圧迫を防ぐためのフォースリミッターを備えたものもあります。シートベルトにもこだわりましょう。


シートベルトの救命効果
 シートベルトの救命効果(装備によって死亡を免れた率)は、シートベルトのみの装着の場合は42%、エアバッグを併用すれば46%の効果がありますが、一方でエアバッグのみ、シートベルト未装着の場合は18%にしかならず、シートベルト装着が想像以上に大切なことがわかります。












1211

車の選び方講座 【性能・装備編】

 
 車選びの中でも特に難しいのがRV。大切なのは、特別な車としてではなく、ファミリーカーとして、現実的な視点から機能や装備を検討することです。RVはセダンに対して、ひとつの方向で特別性を持った車として開発されています。ミニバンの多人数乗車やクロカンのオフロード走行性が象徴的ですが、その特別性がどのくらい必要で、それによる犠牲は何なのかを見極めることが大切です。
 
 また、セダンならどれを選んでも車の基本性能にそれほど大きなバラツキはありませんが、RVは基本性能から優劣があることが少なくありません。商用車ベースの車もあり、ライフスパンを長く設定されています。セダンならば一昔前のレベルのモデルもRVでは主力車種だったりするのです。しかも、最近では乗用車として専用設計されたRVもでるも登場し、車の基本性能や使い勝手で、従来のRVと実力の差が広がる傾向にあります。ついつい派手な機能や装備に目を奪われやすいですが、基本性能と日常での使い勝手こそ車選びの最も重要なポイントです。


自動車車体

ボディサイズ

 全幅は軽自動車を除くとそれほど大きな違いはありません。また取り回しの影響も少ないです。全長とホイールベースが重点チェックポイント。さらにRV系では全高も見逃せません。1.6m以上になると立体駐車場の制限も多くなります。


最小回転半径

 小回りといえば最小回転半径ばかりをチェックしてしまいますが、最小回転半径に大小があっても、切り替えしが1回増える程度。ホイールベースと関連してチェックするのが現実的です。ロングホイールベースはリヤまわりの感覚もつかみにくくなります。


エンジンスペック

 ここで注意するのは、表されているデータは全開で加速している時のパワーとトルクだということ。性能曲線を見て、ピークパワーとピークトルクの発生回転数に幅があるエンジンほど使いやすい傾向があります。またRVはパワーよりトルクを重視したいものです。


10・15モード燃費

 市街走行での実用燃費をシミュレートしたのが10:15モード燃費ですが、このままの数値が出ることはめったにありません。10:15モード燃費は高速巡行燃費程度です。普通カタログ数値の2~3割引に考えると実用燃費がわかります。


サスペンション・ブレーキ

 サス形式やブレーキ形式による基本的な得失はありますが、実際は乗ってみなければわかりません。形式よりも基本設計のよさが意外と重要で、うたい文句どおりの性能が出ていないことも珍しくありません。うのみは禁物です。


本当に必要な装備!?

ウォークスルー
☆☆☆☆
前後席を行き来でいるとはいえ、走行中の使用は厳禁。とまっているときに社内を部屋代わりに使うには便利といっても、それほど頻繁に使いますか?ウォークスルーの利点としては、前後席の一体感が高まることと、子供など後席に乗せるときに、社外に出ないで前席に移動できることくらい。あれば便利といった感じです。
衝撃吸収ボディ
☆☆☆☆
 必要というよりは、ボディ設計の常識です。衝撃吸収ボディは一昔前の乗用車にもすべて採用されています。問題はその効果。どの車も衝突安全性を売り物のひとつにしていますが、法定基準以上の衝突安全性を狙って開発されている車は多くありません。ほとんどが法定基準をクリアするだけです。
コーナーポール
☆☆☆
 あれば便利ですが、慎重な運転をしていれば必要のなり装備でもあります。小柄なドライバーの場合は前後の見切りがよくないので、必要度が高くなりますが、できればポールに頼るほどギリギリで取り回すような運転をしないことです。最近では格納式ポールもあり、見た目もいいので、エマージェンシー用に装着しても悪くありません。
ABS(アンチロックブレーキ)
☆☆☆☆
 危険回避性能で核となるメカニズムで常識装備です。
トラクションコントロール
☆☆☆☆
 加速中のホイールスピンの抑制に効果があります。ただ降雪地域を除けば必要度はほどほど。
サイドエアバッグ
☆☆☆☆
 側面衝突時の胸・腰部のダメージの軽減に大きな効果があり、普及が望まれます。
ハイマウントストップランプ
☆☆☆☆
 高い位置にあり、ブレーキ時しか点灯しないので、後続車の注意力喚起のために欲しい装備です。
リヤアンダーミラー
☆☆☆☆
 後方の下方見切りの悪い背の高いワゴン車には欲しいです。後退時の安全確認が容易になります。
フォグランプ

雨天や霧のときに自車の位置を示すためのランプですが、ほとんどは標準的なランプで足ります。
ルーフレール

ルーフキャリアを使わなければ無用の長物。キャリアを積極的に活用する人には5つ星
パーテーションネット
☆☆☆☆
 荷室に荷物を積み上げた時のキャビンへの荷崩れ防止に効果。衝突安全の効果は少ないです。
キーレスエントリー
☆☆☆
 荷物を持っている時や夜間の乗降時に便利。キーホール周りを傷つけないのも利点です。
カーナビ
☆☆☆
 あれば間違いなく便利な装備です。価格が高いこととインパネ周りが狭くなること、道を覚えなくなったり、操作に気をとられる可能性が高くなることが難点。目印の少ない田舎のゴルフ場にいくときには便利。
オートエアコン
☆☆☆
1年を通して快適な空調を得るには欲しい装備。春や秋のドライブでは効果が高いです。
アルミホイール

放熱効果やバネ下重量軽減が利点とされますが一般品では実利的なメリットはほとんどありません。





内容・画像等の無断転載を禁止します。
Copyright 2000All rights reserved.