かつて明治大正の時代に国際貿易港として栄え、今なおその名残りを感じさせる西洋建築が残る街「函館」。昼の観光名所に増して有名なのはその夜景の美しさだろう。香港・ナポリと並び称される"函館の夜景"は、函館山から見えるその夜景は光を面映く映す漆黒の海と光の帯となった半島の対比。そして水平線でにじむように揺れ光るイカ釣りの漁り火。ムードたっぷりのそんな夜景は、観光客はもちろん、恋人達には大人気。ただし、季節によって、車で登るのは制限され、ロープウェイ、もしくはバスで函館山まで登ることになるので要確認。函館は昼と夜、その両方で人々をとりこにするのである。