|
河岡 義裕/岩見 真吾 集英社 2021年03月17日頃 |
1,034円(税込) |
ウイルス学の世界的権威、河岡義裕を領域代表者として2016年に発足した新学術領域ネオウイルス学。 従来のウイルス学は人間に害を及ぼすウイルスを主とし研究が進められてきた。 だが、ウイルスには害だけでなく益を及ぼす側面もあることに注目し、人獣のみならず温泉や海、植物にも存在しているウイルスすべてを研究対象にしたのがネオウイルス学だ。 また、新型コロナの次のパンデミックに備えることも含め、ウイルス研究における基礎研究の厚み、さらにウイルス学、生物学、獣医学、医学、数理学等、領域横断的研究の重要性も明らかにしている。 本書はこの領域の諸研究と可能性を専門家二〇名が平易に解説する。 |
|
|
|
|
|
|
858円(税込) |
- |
未知の土地、人間、動植物を見てみたい――そんな好奇心や欲望が人を探険や冒険に駆りたてた。熱帯の観察から進化概念を見つけたダーウィンやウォレス、新大陸や太平洋の島々を旧世界にむすびつけたコロンブスやマゼラン、極限の自然に挑んで極点をめざしたアムンゼンやスコット。彼らの物語は読み手の心をとらえて離さない。
1912年の今日、南極探検中のロバート・スコット大佐は、南極点からの帰途、ブリザードに閉じ込められたテントで最後の日記を記します。捜索隊により彼らのテントが発見されたのは11月12日のことでした。 |
|
|
|
|