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更新日: 2017年8月27日  





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車検の一般常識

 車検が近づいてくると、車を購入したディーラーからメールが届いたり、車のワイパーに激安車検のパンフレットがはさまっていたりします。でも車検は大きな出費ですから、案内をもらったからといって、依頼先を簡単に決めてはいけません。
 車検の依頼先で一番ポピュラーなの購入先のディーラー。点検整備は安心できるし、保証もしっかりしています。ただ安くなってきたとはいってもやはり料金は高め。
 整備工場も点検・整備に関しては安心できますが、料金は安くありません。顔見知りの工場などでは融通が利きやすいので、そんな場合は見積もりしてもらうといいでしょう。
 最近増えているのが車検を専門に扱う業者。コバックなどがこれです。魅力はなんといっても料金の安さ。点検してもらわないとはっきりした料金がわからないディーラーや整備工場に比べていくらかかるかが計算しやすいのもメリット。保証もあります。
 車検が近づいてきたら、これらの業者に見積もりをもらいましょう。何と何をやってくれるのか? その料金はいくらか? 車検後に故障したときの保証などを確認することも大切。そうして料金の安さと何をやってくれるのかという安心度の両面を考えて、どこに車検を出すか決めるといいでしょう。


自動車車体

車検のサイクル

 乗用車の場合、新車購入後3年目が最初の車検。その後は2年ごとに車検を受けなければなりません。また商用車は1年ごとに車検がくるので、少し面倒です。8ナンバーの改造車は、車によって1年ごとに車検が必要なものと、2年ごとでいいものと分かれます。キャンピングカーなどの改造車の場合は2年ごとに車検を受ければOKです。

車検の必要書類

 車検の継続検査を受ける時に必要な書類は
@ 自動車検査証
A 自動車税納税証明書
B 定期点検整備記録簿
C 自賠責保険証明書

の4つ。普通は車のダッシュボードの車検証入れに入っているはずです。もし紛失しているものがあれば手続きしてください。ユーザー車検を取得する場合、この他にも書類が必要になりますが、それは検査当日、陸運局で手にはいるものです。

 紛失してしまった場合
車検証は車のナンバーを管轄する陸運事務所で再発行してもらえます。管轄は自分の車のナンバープレートを見ればわかるはずです。納税証明書は、都道府県を管轄する自動車税事務所で再交付してもらえます。また滞納している場合もここで精算できます。
 自賠責保険の証明書を紛失した場合は、契約先の保険会社に連絡しましょう。定期点検整備記録簿は陸運支局内の賛助会で購入できますが、過去24ヶ月の記録がチェックされるので記入しておきましょう。

車検の取得日

 車のウインドウに貼られている車検有効期限をあらわすステッカーを車内側から見ると、はっきり○月○日というふうに有効期限が書いてあります。例えば6月25日が有効期限とするなら、車検の継続検査は1箇月前の5月25日から受けることができます。ただし、5月25日に継続検査を受けても、次の車検の有効期限は2年後の6月25日になります。つまり、車検が切れる日付は、継続検査を受けていれば変わらないということです。
 車検が切れてしまった車は公道を走れないので、車をどうやって運ぶのかが問題。市町村区役所で仮ナンバーを取得すれば、4−5日間の有効期限で車を走らせることができますが、ちょっと面倒です。ディーラーや整備工場に相談すればレッカーやローダーなどの車両運搬車を使って車を運んでくれるはずですが、その分料金はきっちり請求されてしまいます。
 なお仮ナンバー申請には切れた車検証、免許証、自賠責保険証、500円程度の手数料が必要です。車検切れの時は自賠責保険も一緒に切れてしまっていることが多いので、その際は次回車検の分もまとめて、25ヶ月分加入するといいでしょう。

車検の際に交換したいもの

1回目の車検(3年目 走行距離約3万キロの場合)
 冷却水(LLC) ブレーキフルード パワステオイル エアクリーナー(清掃)
2回目の車検(5年目 走行距離約5万キロの場合)
  冷却水(LLC) ブレーキフルード パワステオイル エアクリーナー ATF ブレーキパッド(走り方による)、ファンベルト、パワーステアリングベルト、タイミングベルト(軽)、ドライブシャフトブーツ【FF】、ブレーキホース

上記はあくまで次の車検まで安全に走ることを考えた時、交換しておいたほうがいいもの。ユーザーの走り方や車種によって変わってきますが、車検の時に何をしたらいいかの目安にしてください。
 エンジンオイルやLLC、ブレーキフルードやATFなどの汁物は、メカニカルなパーツに比べれれば料金も安く、しかも自然に劣化していくもの。車を大切にしている形なら、マメに交換することをおすすめします。それと町じゅうを走る車はエアクリーナーの汚れがひどいので、1回目の車検で少なくともクリーニングを依頼するといいでしょう。
 車検の時整備料金が高すぎるという理由の一つは、普段ユーザーが何もメンテナンスしていないために、車検の際に1度に交換・整備する必要がでてしまうということもあります。日ごろから点検・整備をしっかりやっておくのも、車検料金を下げるひとつの方法です。


車検はどこで

  よい点 悪い点
正規ディーラー なによりも正規ディーラーだけに、取り扱い車種に関するノウハウが豊富。メーカー指定どおりに部品交換してくれるし、後々楽できそう。 ディーラーにもよりますが、普通に頼むとやはり料金は高め。まだまだ交換しなくてもというような部品も交換リストにあがる。
激安車検 とにかく料金が明快。また、予約システムなどもしっかりしており、短時間ですむ。部品交換も必要以上に行わないので安くあげられる。 車検の時点では交換不要でも、後々必要となる箇所がでてくることも。比較的高年式車向き。
整備工場 いきなり無料でバラすといってくれたりと、驚くほど親身に相談に応じてくれる。交換パーツに関しても、必ず事前に了承を得てからとのこと。 しっかりした見積もりがなく、いささかドンブリ勘定的な面も。だから、引き取り・納車を自分でやっても頼んでも料金は変わらなかったりします。
ユーザー車検代行 とにかく安い。必要最低限のことだけをやってくれるだけですが、極力予算を抑えたいユーザーにはありがたいはず。 安いということは、それだけ後々の整備に器を使わなければならないということ。整備だけ業者に頼むこともできますが、それじゃ結局お金がかかります。

改造や破損。車検通過の限度

 車検というとなんだか厳格で、少しでもボディに破損があったり、改造しているとパスしないんじゃないの?と思っている人もいるかもしれませんが、実はこれが案外緩いものです。といってもしっかりポイントだけはおさえておかないといけません。
 まず気になるのはウインドウフィルム。これは運転席のバックレストよりも後ろにあるウインドウにのみOKということになっているので、運転席・助手席にフィルムを貼ったままでは車検はとおりません。また、シートベルトは3点式はOKなの4点式は不可です。ただし3点式のものと併用になっているようなら大丈夫。おもしろいのはシフトノブで、どこかにシフト位置のパターン表示がないと車検はパスできません。パターン表示は手書きのものでもOKなので、もし何もかかれていないシフトを使っているなら、紙に書いてどこかに貼っておけばOKです。


・ウインドウの破損

 小さなキズで視界の妨げにならないキズでも、ガラスの強度は損なわれていると判断されると車検が通らないことも。具体的にキズの長さや深さの基準がないので、ケースバイケースということができます。
・ボディのへこみ・キズ
 全長・全幅が記載事項と変わっていたり、郷土に影響が出るフレームにまで達しているヘコミ以外はパスします。またボディがサビだらけでもOK。ボディのキズやヘコミに関しては結構寛大なようです。
・エンジンルームの汚れ
 汚れが原因でパスしないなんてことはありませんが、ユーザー車検など、自分で検査ラインに車を持っていく場合は、汚れを落としていったほうがよいでしょう。検査不可能ということでもう一度列の後ろに並ばされることも。
・タイヤ&ホイール
 タイヤの前後でブランドが違うのはOKですが、左右で違っていたらダメ。純正タイヤ&ホイールより大きなものを装着していても、ハンドルを切ったとき、タイヤが車体に接触しなければパスします。
・ローダウン
 車検にパスする最低地上高はホイールベースによって違っている。ほいーるべーすが2990mm以下の車なら、最低地上高は90mmあればOK。また車検証の記載事項から+/-4cmまで変動可能
・補助ライトの後付け
 ヘッドライトにハイワットバルブが入っていてもOK。色はイエローはOKですが、最近流行のブルーはダメ。後付けの補助ライトは個数はいくつつけてもいいですが、同時に2個以上点灯してはいけません。
・エアロパーツ
 エアロパーツをつけたことで、5ナンバーサイズが3ナンバーサイズになっても変更手続きなしに車検にパスします。ただしオーバーフェンダーだけは全幅が2p以上広くなった場合、変更手続きが必要になります。


ユーザー車検

 ユーザー車検をとるのは意外に簡単。料金も法定費用(重量税+自賠責保険)程度ですむので2lクラスでも7万円くらいで車検がとれます。時間も丸一日つぶすつもりなら十分です。ただし、車検をパスしたあとに故障してもすべて自分の責任になるということは覚悟しておきましょう。
 このため、メカにまったく自信がなかったり、車が古かったりするユーザーにはあまりオススメできません。しっかりメンテしないであとで重大なトラブルが起きれば、かえってお金がかかります。なおユーザー車検代行も、基本的には車検を通すだけです。

@ 事前に用意する書類
 車検証・自動車税納税証明書・定期点検記録簿・自賠責保険証明書があるかどうかを確認しておく。なお定期点検ボは過去2年の点検・整備は記入しておきましょう。
A 電話で管轄陸運に予約を入れる
 ユーザー車検を受けたいときは、1週間前に電話予約します。基本的にどこの陸運局で車検を受けてもOKです。
B 陸運で必要書類をそろえる
 全て車検場近くの代書屋さんで手に入ります。また重量税・自賠責保険料を支払う分のお金も忘れずに。
C 心配なら、陸運近くで予備車検を受ける
 ライトの光軸・排ガスなどは自分で事前に調整しておくなんてシロウトには不可能。これらは車検ラインに入る前に、近くの整備工場でテストしたほうが安全です。
D いよいよ車検ライン
 車検の 車両検査は10−15分程度で終了します。まわりはプロが多いですが、落ち着いてやりましょう。午前中に受ければ落ちたとしても午後にもう一度トライすることが可能です。
E 合格したら新しい車検証ステッカーをもらって終了
 すべての検査にパスすれば、新車検証・ステッカーが交付され無事に終了。ある程度がパスしないときは、そこだけもう一度テストします。


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車検参考費用
フィット(ホンダ)の車検参考費用
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全国平均の車検費用の総額 62,250円 (基本料金+法定費用)
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newフィットは小型乗用車の区分で料金が計算されます。
セレナ(日産)
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79,740円 (基本料金+法定費用)
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newセレナは大型乗用車の区分で料金が計算されます。
ワゴンR(スズキ)
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51,070円
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newワゴンRは軽乗用車の区分で料金が計算されます。

車検料金の内訳

法定費用 →料金カット不可能

車検の時にかかる法定費用は重量税と自賠責保健。どちらも次回の車検分までを納める。
24ヶ月点検基本料金 →依頼先で差が出る
車両方開成で、車検をとる前の24ヶ月点検を受ける必要はなくなったが、24ヶ月点検は法廷点検に変わりなく、必ず行わなければいけないもの。ディーラー・整備工場・車検専門店などでは24ヶ月点検は車検料金の中に含まれている。料金はまちまちで、1万円前後というところもあるし、2万円を超えるところも。依頼先によって差が出る。

スチーム洗車料金 →しなくてもOK

車検は外装やエンジンルームないを検査官が視覚で検査する項目があり、ある程度必要なもの。ただし自分できれいにしているようならカットできる。

下回り黒ニス塗装料金 →しなくてもOK
塗装がはげていても車検はパスするが防錆効果があるので、車検の機会にやっておくほうがいい。あくまで義務ではなく、追加注文にする車検業者もある。
車検測定検査料金
ライトの光軸、排ガスなど、車検をパウsするために点検・調整する料金。6千円前後というところがほとんどだが、依頼先によって若干の差がある。
車検代行手数料料金 →依頼先で差が出る
車検をユーザーにかわって代行する料金。要するに書類を作ったり、車を運んだりする料金。7−8千円というのが相場で、これには車検を受ける時に必要な印紙代(1,500円程度)は含まれていない
交換部品大・工賃 →依頼先で差が出る
車検が通る、通らないに限らず、車には消耗パーツがあり、それを好感するための工賃・部品代。車検料金の中で最も差が出る部分で、例えばエンジンオイルやウォッシャー液など洋品店や自分でできるものは少しでも事前にすませておくのが車検を安く上げるコツ
発煙筒・三角停止板
 三角表示板は任意装着で、装備義務はなく、例えなくても車検はパスします。発煙筒も必ず装備していないといけないものではありませんが、もし発煙筒がないなら、非常用懐中電灯が必要です。つまり発煙筒か懐中電灯のうち、どちらかひとつは車の中にないと車検はパスしません。
  なお、懐中電灯は赤色発光ができるものでないといけません。
代車
 ディーラーなどではまず車検の際に代車は出してくれません(オプションとして料金を払えば別)。
 車検専門店などでは代車をサービスすることもあります。
整備保証
 整備保証は、定期点検整備の時、記録簿に記録した項目が対象になります。つまり車検の際の24ヶ月点検の項目にあるパーツということです。ただし消耗・磨耗・経年変化によるトラブルや音や振動など個人の感覚に基づく不具合は対象外になることが多いのです。
 整備保証の期間は整備完了から6ヶ月、走行距離1万キロまでのいずれか速い時点までというところが多いようです。
24ヶ月点検
 24ヶ月点検は、車の車検時に必要な法定点検。つまり必ずお子縄r泣ければいけないものです。ただし、車検を受ける時に点検がすんでいなくても大丈夫。極端な話、何もしないでユーザー車検をパスし、後日、ディーラーに24ヶ月点検だけを依頼してもいいのです。
 24ヶ月点検は、車両法改正後に項目が減ったため、料金も多少は安くなりました。


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